妻の発達障害について個人的に考えてみた。考えたところで何にもならないのだよね。

最近は僕にうつの診断がおりたことから
妻の理不尽が少し和らいでいた。


しかしながら、
本質は変わるわけが無く、
昨晩、炸裂した。


流れはこうだ。


その日、
僕はお世話になっている
クリニックへと向かった。


ドクターの診察によると
僕と話した感じ、目線、雰囲気などから
薬は増量しなくて大丈夫そう。
との診断であった。


問診で、
最近生活上で変化があったのでは?
と聞かれたので、
発達障害の妻が理不尽を
ふっかけてこなかったです。』
と答えたところ、
どうやら、というか、やはり、
僕の鬱の原因は発達障害の妻らしい。


ドクターより再度、
別居、家庭内別居、妻を実家へ送還を
提案された。


そして、帰宅後、
妻に『薬は増えなかったわ。』
『最近の感じで行けば良いみたい。』
と伝えた。


妻に言わせれば《最近は気を使っていた》
との事だ。


これは私見だか、
全くの独身生活でもなければ
多少の気遣いはお互いに
必要では無かろうか?


誰かに対して最低限の
気を使うのが負担であれば
全くの1人で活きていけば
良いだけの事ではなかろうか?


親しき仲にも礼儀は無いのだろうか?


そんな話をしている内に
妻がスマホをいじりだした。


話の途中で何故、
スマホをさわるのかと問うてみた。

『急ぎの用事』らしい。

こちらに目もくれず
メールを打っていた。

急ぎの用事なら仕方がない。

そう思うと同時に、
『ちょっと急ぎだからメールしても良い?』
の一言が言えないものだろうかと
不思議に思った。


メールが終わり、
その事を伝えてみると
もうだめだった。


反抗スイッチがオンに
なってしまったらしい。


『言ったわ!』と。


つい今の会話でだ。

この言った言ってないの
問答になるとどうも
ダメのようで、

どうやら発達障害の症状として

《頭で考えてること》と
《口から発した言葉》が

うまくリンクしていていないようなのだ。


さらに、
困った事に思った事が間髪入れずに
口から出てしまうらしい。

本人談だが、
《これを言ったら怒るだろうな》
と思った時点でその言葉が口から
出ているらしい。


親しき仲にも礼儀有りを
完全に無視した仕様となっている。


不思議なのは、
外部の人には症状が出ないのだ。

僕が相手の時だけである。


これに関しては
未だに原因が不明である。

ドクターいわく、
薬で治まる症状のようだが
効果は皆無だ。

私見では
何か2次障害によるものではないかと
思っている。


3人兄姉の末っ子として
育った家庭環境の中で
《強く発言した者の勝ち》
という文化があったようだ。

《例え間違っていようとも》だ。

《法律に反していようとも》だ。

そんな事を
度々聞いたことがある。

現在では、結婚をし、
年中行事の際には
ご実家に伺い、ご両親と
顔を合わすことが多くなり、
善し悪しではあるが身内扱いに
なったようで、僕自身が
上記現象を目の当たりにしている。

もっともヒヤヒヤするのは
年中行事の後、総出で
ショッピングモールなどに
出向いた時である。

外向きの感じではあるが
身内人数も多い為、
うっかり身内モードが
そこ行く人、店員さんなどに
ちょっとこぼれ出ているのである。


はっきり申し上げよう。

治外法権》である。


結婚前、結婚初期には
まだ他人扱いであるから
そのようなシーンを
目撃することはなかった。

要するに、
他人、外部の人に対しては
《ええかっこしい》なのである。

誰しもそういった部分は
もちあわせているだろうが
レベルが違うのだ。


ここまでお読みいただくと
だいたいお察しの事かとは
思うが、ご両親が
おそらく発達障害なのだ。


やはり、
3弟妹にそれぞれ
遺伝しているようである。


そんな環境て育ったことが
発達障害に拍車をかけて
しまったようだ。


書籍、ドクターによると
発達障害を持っていても躾やSSTなどの
トレーニングにより、
日常生活に支障が無い程度は
カバーが可能らしいのだが
残念ながらどちらも成されることなく
現在に至るようだ。

トレーニングについては
手帳取得後、受講開始の
予定となっている。


先の言った言ってないの問答を
避けるため、最近は大事な会話は
録音するようにしている。

もちろんお互いの了承のもとだ。

そして、事が起こった際、
プレイバックして真相を確認するのだ。


すると、不思議な事が起こる。


ハッキリ録音されているのだが
『聞こえない』と言うのである。


ボリュームをマックスにすると
ようやく
『言ってるみたいだね』と
どこか他人事なのだ。


自分の非を認めることは
《死》を意味するかの如く
責任を転嫁するのだ。


どれもこれも
発達障害の症状、特性だとは
理解できるのだが、
きついものはキツイのである。


どんなにわざとじゃなくても
殴られれば痛いのである。


痛いものは痛いのだ。


妻の良いところはよく
知っている。

がしかし、

痛いモノは痛いのだ。


発達障害者の離婚率が高いのも頷ける。


今はただ、平和な日常を
望むばかりだ。


ちなみに、
本日、妻は、

洗濯物を半分干しかけ、
内窓を開けたまま、
犬にご飯をあげ忘れ、
宅配食材をしまい忘れ、
電気をつけっぱなしにして、
駆け足で出掛けて行った。

こんな事が毎日のように
続くのだ。

図解 よくわかる大人の発達障害

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